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2021/11/10

キャンプ時の気温は把握しておきましょう

今回は、「キャンプ時の気温」についてお話します。最後におすすめの温度計を紹介します。


なぜ気温?

みなさんはキャンプに行くときに天気予報みますか?
もちろん、キャンプ当日の天気予報を調べると思います。
晴れるのか、雨は降るのかも重要ですが、気温も大切な情報になります。

夏であれば最高気温、冬であれば最低気温は調べて、キャンプ中の洋服などを選んでいると思います。

夏は炎天下においては40℃近くの気温になり、熱中症対策が必要になりますし、冬は寝ている間に気温が一番下がりますので、寒くて目が覚める、あるいは寒くて眠れないということがありえます。

家とは異なり、キャンプでは気温変化がそのまま暑さや寒さに影響しますので温度は把握しておくに越したことはないです。
(テントの中で暖房をつけたまま眠ることはお勧めできません。)

天気予報の最高気温、最低気温が当たれば温度計は不要だと思いますが、あくまでも予報ですので、思ったより暑い、寒いといったことはよくあります。

また、キャンプ地は街からはなれていることも多く、その場合、天気予報よりも気温が低くなることは普通に起こります。

したがって、現地で現在どれぐらいの気温かを把握できると便利です。
天気予報との差をみて今後どれぐらい変化しそうかを想定できると、温度変化に備えることが可能となります。
例えば、予報が10℃で現在5℃の場合、ここは予報より5℃低く見ておいた方がよいなという具合です。

温度計について

前置きが長くなりましたが、そのために必要なのが”温度計”。

夏であれば、起きているときの気温がわかればよいのでどんな温度計でもOKです。むしろ熱中症対策としては、湿度計も付いているものが良いでしょう。

一方、冬は寝ている間に最低気温になりますので、朝起きた時に「寝ていて寒かったな、何度まで下がったんだろう?」など思ったときに最低気温がわかると便利です。

そのためには、過去の気温の履歴を保存してくれる温度計が必要となります。

以上をまとめるとキャンプで使う温度計に求める機能は次の2点になります。

  • 最高気温、最低気温がわかること
  • 湿度計もあった方がよい

どんなものが良いのか?

例えば、このようなもの。
YouTubeのキャンプ動画などでよく見かけます。私も長くこの温度計を使っていました。

キャンプで役に立つ機能としては大きく2つあります。
  1. 最高、最低気温になった、温度とその時間が記録されます。
  2. 外付けセンサーが付属しているのでテントの中と外の2か所の気温が同時にわかる。
1は朝に起きて、何時に最低気温何度になったかがわかります。
2はテントの中と外でどれぐらい温度差があるのかがわかります。

非常に便利ですが、残念なのが湿度計が付いていないことでした。
また、残念ながら現在は販売終了しているようです。

現在は買い換えて、使っているものはこちらとなります。

こちらは上記条件を満たしているものになります。
Bluetoothでスマホと通信することができて、何時に何度だったかがスマホで知ることができます。これは非常に便利です。
スマホでの画面はこのようなものです。

これだと最低気温はもちろん、何時ぐらいから気温が下がり始めたかもわかります。同様に湿度もグラフで把握できます。

唯一残念なのが時計機能がないこと。これは腕時計やスマホをみれば済むのですが、置時計としてあると便利ですのでちょっと残念です。

まとめ

このように温度計によって気温を知っておくことで、このキャンプ場では天気予報より5℃低くなるなとかわかりますし、
天気予報が外れても正確な気温がわかりますので、熱中症対策も可能となりますし、寝る前の寒さへの備えも可能になります。
経験を積んでいくと何度だとどれぐらいの装備が必要か、十分かがわかるようになりますし、想定外に天気予報が外れることもありますので、その際の対応に備えることもできるようになってきます。
場合によっては、命に係わる危険もありますので、ぜひキャンプには温度計を持って行って、気温を把握するようにしましょう。

参考までに、
私が使っている温度計はこちら。

2021/11/06

100均の灰皿でアルコールストーブを作る

今回は100均の携帯灰皿でアルコールストーブを作ってみます。

アルコールストーブとは

ストーブと名前についていますが、暖房器具ではなくコンロ(調理器具)のことです。燃料はアルコールを使用します。ドラックストアなどで燃料用アルコールとして売っています。
コンパクトで携帯に向いており、アルミなどで作成され軽量です。アルストと略して呼ばれることもあります。
軽量・コンパクトなことと、高地でも使用可能なため、登山などで使われることがあります。キャンプでも軽量化したい場合に有効です。

材料について

材料として必要なものは、携帯灰皿とアルミ缶のみ。
携帯灰皿は100均のものでOK。
アルミ缶はジュースの空き缶でOK。
実質100円ですね(^^♪
その他必要な道具などは最後にまとめていますのでご確認ください。

100均の携帯灰皿を利用

こちらがダイソーの携帯灰皿。もちろんダイソーで100円(消費税別)でした。ダイソー以外でも同様のものが売っていますのでどれでも利用可能だと思います。
アルミでできているもののほうが加工が簡単です。できればアルミ製のものを選んでください。

作業の手順

穴あけ

ドリルで周囲に穴を開けていきます。
1つ開けてみました。簡単に開きます。
ドリルはドライバーにセットになっているような安いものでも大丈夫そうです。
ドライバーは電動だと楽ですが、電動でなくとも簡単に開けることができました。
この穴から気化したアルコールが出て炎になるため、穴の大きさで火力が変わってきます。後から小さくすることはできないため、最初は小さめの穴をあけて様子をみましょう。

とりあえず7つ開けてみました。
ふたの付け根のところは穴を開けられないので、そこに穴が来ないように均等に開けるべきでしたね💦
ふたの両脇すぐに穴が来るようにすると良いと思います。
この穴の数も火力に影響します。最初は少なめで様子をみましょう。

アルミ缶の加工

続いて、
アルミ缶を切って丸い筒状のものを作ります。
今回は、サッポロビールの缶を使いました。缶はアルミであればなんでも良いと思います。柄も中に入れてしまうので見えなくなります。
穴を開けて、そこからハサミで簡単に切ることができます。切ったところで手をケガしないように軍手などをして作業したほうが良いですね。
大きさは、ちょうど灰皿の中に納まるように。高さも合わせてください。
灰皿の中に入れて大きさを合わせながら調整するのが良いと思います。
丸く固定するのにはホチキスで止めてみました。

組み立て

組み立てというほどの工程ではないですが・・・
灰皿の中に入れてみます。
これで一応、完成です!
簡単ですね(^^♪

仕事が雑ですね・・・。
中に入れるアルミはもう少し丁寧にやった方がよかったです。
アルミ缶があればいくらでも作り直しできるのでいったん、これで良しとしましょう。

使ってみます

では、さっそく火をつけてみましょう。
燃料を入れて、火をつけます。
一気に火がつきますのでチャッカマンなどの先が長いライターでつけるとよいでしょう。
また、炎が青いため、明るいところでは炎が見えないことがあります。ついているか確認するときに手を近づけてやけどしないようにしてください。

ちゃんとつきましたね!
燃料はドラックストアで購入した燃料用アルコールです。薬局などでも売っているようです。間違えずに燃料用を買ってください。
このような見た目のものです。


お湯を沸かす

せっかくですのでお湯を沸かしてみましょう。
ちなみに写真のトレー、スタンド、カップもすべて100均で揃えました。スタンドは加工して足を折りたためるようにしてあります。


ちゃんと沸騰しました!
なかなかの火力があります。
火力の調節ができないのであしからず。
途中で消すこともできません。燃料のアルコールは何度か使ってみて、何ccで何分燃焼可能なのか把握しておく必要がありますね。

これで外でコーヒーなどいれて飲めそうです(^^♪


まとめ

今回は、ダイソーの携帯灰皿でアルコールストーブを作ってみました。思ったよりも簡単に作ることができました。
穴は少なめでもお湯を沸かすには十分な火力でした。穴を増やせばもっと短時間で沸かせるようにもできますが、短時間でアルコールが燃え尽きてしまうので、火力と燃焼時間はトレードオフですね。むしろ風防で熱が逃げないようにする方が大切だと思います。
火を扱うので注意は必要ですが簡単ですので、みなさんもチャレンジしてみてください。

今回使ったもの一覧

材料

  • ダイソー携帯灰皿
  • アルミ缶(ジュースの空き缶)

道具

  • ドリル
  • ハサミ
  • ホチキス

使用時に必要なもの

  • 燃料用アルコール(ドラックストアで購入)
  • ライター(チャッカマンのように先が長いもの)

2021/11/03

ピコグリルのスピットがずれて落ちる問題について 解決しました!

ピコグリル(パチグリル含む)のスピットですが、大変便利なのですが、鍋など上にのせているとずれてきて鍋ごと落ちることありますよね。(私だけ?)

この問題について解決できる道具がありましたので使い勝手など紹介いたします。


スピットの問題

私は何回かやらかしています。

スピットをゴトクとしてピコグリルの上にのせ、その上に網やフライパンや鍋などを置いて使っています。使っているうちにスピットが徐々にずれてきてスピットと共にその上にのせている網や鍋も落ちます。

網ごと肉が焚き火にダイブなんてことも・・・。鍋が中身ごとひっくり返ることもありました。かなりのショックです。肉なら最悪洗ってもう一度焼けば良いですが、鍋は再起不可能、大問題です!キャンプでごはん抜きは辛すぎますよね💦

スピットは、U字型で引っ掛かりのほとんどない作りになっています。

構造的にいかにも落ちそう。もちろん気を付けて、ずれてきたらいちいち直せばよいのですが・・・。

それでも落ちるときは落ちます!

特に暗くなってからは、ずれているのがわかりにくく夜は非常に危険です。

解決策

クリップなどを取り付けて引っ掛かるようにすると落ちなくはなりますが、見た目がちょっと・・・ですよね。

そこで代わりになるものないかと探していると、求めていたものずばりがありました!

それは、こちらのゴトク。


ご覧の通り、両側が曲がっています。
2個セットでした。
実際にのせてみるとこのような感じ。



ずれても引っ掛かりが両側にありますので、どちらにずれても落ちません。このゴトクは絶対に落ちませんね(^^♪
ほっ。

材質はステンレスで丈夫そう。長く使えそうです。このゴトク自体は重いものを置いても平気です。ピコグリルが耐えられるならダッチオーブンでも大丈夫な丈夫さです。

この上に鍋をのせれば安心です。やかんもフライパンもメスティンもこれで落ちることはないですね(^^♪
網も問題なく使えています。(そもそも大き目の網をのせれば落ちないんですが、持ち運びには小さい方が良いですから。)

そのかわり、串としては使えません。もともと串としては使っていなかったので問題なしです。
串として使えなくてもこちらの方が安心して使えるので良いです。串は別に用意すればよいですしね。
ちなみに100均の伸び縮みする串を使っています。マシュマロ焼き用みたいですが。ウインナーや厚切りベーコンぐらいならこれで十分です。

やろうと思えば、1つは上記のもの、もう1つは付属のスピットとして組み合わせて使うことも可能ですね。意味ないですし、多分やらないですが・・・。

重さ的には、もとのものより重くなっています。1つ88gでした。2つで176gです。大した重さではないので良しとしましょう。

ちなみに収納ケースにも一緒に入れることができました。

これで安心して調理ができます!!

これにて一件落着😃👍


購入したのは、
CAMPING MOONのA4サイズ ゴトク MTG-2F
です。
価格もリーズナブルだと思います。
ピコグリル(パチグリルも)使いにはおすすめです。

2021/11/02

DDタープ 簡単で快適な張り方

 今回はDDタープで簡単に張れて、快適に過ごせる張り方をご紹介します。形としては、ティピー型でフルクローズしない張り方となります。

特徴

まずは特徴から。
特徴としては、
  • 張るのが簡単
  • ハイコットを入れられる
  • 両サイドを広げられる
  • そしてかっこいい
など。

どちらかというと暖かい季節に向いています。

必要なもの

使用するのはDDタープXLで4.5m x 3mのものになります。4m x 4mや3.5m x 3.5mでも可能だと思います。3m x 3mですと狭くなってしまいます。DDタープ以外のサイズでは4m x 3mや5m x 3mが良いでしょう。ただし、DDタープと同じ位置にループがついているものにしましょう。
ポールは1本、ロープは2本使います。ペグは最低8本必要です。
風が強い日はペグがもう2本か4本あった方が良いです。
ペグの長さは長めのもの、できれば30cmの長さがあった方が良いでしょう。
ポールは1本ですべてを支えますので太めのものが良いです。直径30mmぐらいあると安心です。
  • DDタープXL(もしくは同程度のサイズのタープ)
  • ポール1本
  • ロープ2本
  • ペグ8~12本

完成形

まずは張ったところから。
形としてはティピー型、あるいはワンポール型です。

前側


後ろ側


フルクローズにしない前提ですのでその分、中が広くなります。
ポールが中央ではなく、前よりになっているためその分空間が有効活用できます。
後ろ側は低くなっているためデッドスペースがちょっと多いです。
必要であれば後ろの中央のループを外側からロープで引っ張って室内を広げて使いましょう。
また、正面以外は風にも強い張り方です。地面に直接タープをペグダウンしていますので後ろと左右からの風には強いです。

張り方

では張り方です。

まず、後ろ側の位置を決めます。ここを決めるとタープの位置が決定しますので、完成をイメージして位置決めしてください。

風向きや太陽の向きなども考慮すると良いでしょう。

風は正面から受けないようにすることが大切です。

夏の場合は、太陽の向きも一日を通して正面から受けない向きがベストです。アパートやマンションと異なり北向きがいいですね(^^♪

実際には景色を見ながらのキャンプもしたいので、場所に合わせて何を優先するかは決めてください。すべての条件を満たす向きは現実にはなかなかないと思います。

タープを横長の向きに広げ、後ろ側になる部分(10,12)の2か所をペグダウンします。




次に、前側の中央のループ(3)にポールを立ててロープで固定します。
ロープは2本使用し、それぞれ45度ぐらいの角度になるようにペグで固定してください。



続いて左右をペグダウンします。7と15をペグダウンします。
9,13を頂点とする三角形のところは内側に折り曲げて入れます。室内での荷物置き場としても使えます。




あとは、1と5をピンと張ってペグダウンして完成です。
後ろから順にペグを打っていくことで、ペグを打ち直さなくともピンと張ることができます。ワンポールテントは微調整が必要なことがおおいですのでこれは簡単ですね。


フルクローズにはできませんが、上記手順で簡単にきれいに張ることができます。この状態で奥にハイコットを入れることもできます。コット、テーブル、椅子、クーラーボックスを入れても余裕がありました。
かなり快適に過ごせると思います。
雨が降ってもポールより後ろ側は雨が入ってきませんので、雨の日でもOKです。

応用

1と5をペグから外して、ループにロープをつけて後ろ側に回して固定すると左右を開くことができます。この状態ですと景色がよく見え、風が入ってきて気持ちいいです。コットの位置ですと真横からは見えないのでプライベート感もあります。
夏はかなり涼しいです。ちょうど太陽が後ろに来るように向きを決めておくことがポイントですね。
前で焚き火をする際にはこの状態にするとタープを離すことができて良いと思います。
ただし、正面からの風には弱い状態ですので、風向きには十分に気をつけてください。
1と5のペグは抜かずにそのままにしておけば、簡単に元の状態に戻すことが可能です。寝るときなどはすぐに元に戻せて重宝します。


以上、簡単に張れて、快適に過ごせる張り方でした!
おすすめですのでぜひトライしてみてください。

今回使用したタープはこちら
DDタープXL コヨーテブラウン

2021/10/29

総額2万円以下のキャンプ道具で快適ソロキャン 各道具の価格は?

最低限のキャンプ道具(といっても快適さを失わない程度)でキャンプしてみました。比較的価格が安い道具を使っています。テントはなんと3000円!😊


道具について

キャンプを始めるには、最初に道具をそろえる必要があります。最低限でもこれぐらいはあった方がよいものです。

もっと安くすることは可能ですが、楽しめなくては意味がないので、しっかり楽しめる程度にしています。

以下に使用した道具の価格を載せておきます。(価格はすべて税込み)

キャンプ道具価格一覧

 テント 3000
 テーブル 2440
 イス   3280  ←なくても可
 メスティン   550
 ポケットストーブ 300
 odグリーンシート 331
 固形燃料3個   110
 ウッドストーブ 1299
 マット 1280
 寝袋  2280  ←冬の場合はもう少し高価なものが必要
 薪 (廃材)100
 LEDライト 1480
計 16450円

その他

 食料、酒 1565円
(家から持参)
 ライター、お皿、ティッシュ、水、調味料
 マグカップなど

しっかり焚き火も楽しみました😄

とはいえ

テントは雨には対応していませんので、晴れの日専用です💦

雨の日は、シームテープ加工がされているテントが必要です。6000円も出せば購入可能です。

その他に道具以外では、交通費、キャンプ場の場合はその料金がかかります。

以上、これだけそろえればキャンプができます。もっと安く済ませることも可能ですが、楽しくなくなってはしょうがないですからね(^^♪


#ソロキャンプ #キャンプめし #野営 #naacamp

2021/10/28

TCタープでパップテント風に張る soomloom Adranus

TCタープをパップテント風に張る方法について

今回は、SoomloomのTCタープでパップテント風に張る方法を説明したいと思います。

パップテントとは、軍幕などで多い形で、ポンチョを2枚つなげてテントになるものが多いです。米軍やドイツ軍など様々な国のものがあります。コットン生地のものが多いため焚き火が安心してできるなど無骨なイメージがあります。今回はTC素材(ポリエステル+コットン)のものを使用してパップテントの形に張りたいと思います。

いつもはDDタープを使用していますが、このタープはDDタープよりループが少ないのでちょっと工夫する必要がありますのでその方法も紹介します。

また、使い勝手、サイズ感なども後半で紹介します。

まずは完成写真から

こちらが完成写真

広くて快適そうですね(^^♪
天気も良かったです。この時は・・・。

使用するタープについて

使用するTCタープは、Soomloomのレクタタープ(長方形)です。
サイズは4.0m x 4.9mと大き目のもの。通常はファミリー向けのサイズですが、今回はパップテントの形状にするために大き目のものを使ってみます。
Soomloomは中国メーカーですが、品質はそれなりに良く安価でキャンプギアを購入することができます。説明書なども日本語のものが付いていました。
素材はポリコットン(TC)です。ポリコットンですので近くで焚き火をしても穴が開きにくいです。この日も実際にタープのすぐ前で焚き火をしました。
Adranusというシリーズです。このシリーズにはほかのサイズもあります。ヘキサタープ(6角形のもの)もありますが、今回使用しているものはレクタタープ(長方形のもの)です。
ポリコットンのため5.5kgとなかなかの重さになっています。

使用したもの

以下のものを使用しました。
  • タープ(4.0m x 4.9m)
  • ポール4本
  • ロープ6本
  • ペグ10本

張り方

では、張っていきます。
後ろ側になるところから張っていきます。タープを広げ、後ろ側の位置を決めます。今回は横長にするため、長い方(4.9m)を横方向にしています。大きいため全体を広げず、後ろ側の必要なところのみ広げました。

後ろ側のペグダウン

ペグを打つ位置は中央のループの左右、それぞれ1か所です。赤丸の位置です。風の影響を受けやすいことと、ポリコットン素材で重さがあるため、30cmの長さのペグを使用しました。25cmの長さのペグでは風で抜けていたかもしれません。風がなくても30cm以上の長さのペグをおすすめします。

ポールを立てる

ポールは計4本使用します。まず後ろ側のポールを立てていきます。
赤い位置にポールを立ててロープで固定します。DDタープの場合にはここにループが付いていますが、このタープにはないため、ペグダウンした後ろの位置を基準に大体の位置を決めてください。

ループがないところへのポールの立て方

このようにポールにタープをかぶせロープで固定します。
このような使い方は、場合によってはタープの生地をいためる可能性があります。気になる方はタオルなどで補強してからその上にロープを巻くと良いでしょう。
ロープは斜め前方向にペグダウンします。これでポールが自立した状態となります。

反対側(正面からみて左側)も同様にポールを立ててロープで固定します。これで後ろ側の形が完成します。

前側

次は前側です。赤丸のループにポールを立ててロープで固定します。

右側から。

左側も同様に。

これでこのような状態になります。
写真は横側のタープを固定していないため風でなびいていますね。この状態でも風の影響を受けやすいことがわかると思います。できるだけ正面から風を受けない向きに張る方が良いでしょう。

そして完成!

あとは、タープの左右のループをペグダウンや、ロープで固定して完成です!
タープの余った部分は内側に折り曲げます。
するとこのようになります。

使い勝手について

このように中は広々です。ハイコットを縦においても余裕の広さ。
コットを縦に2つ置いて、中央にテーブルを置くこともできそうです。
今日は風が強いので、前側の中央のループをロープで引っ張ってあげています。
ポリコットンですので、焚き火もOKです。(※まったく燃えないわけではありませんので注意は必要です。)

パップテント風でかっこよく張れました。左右からの視線も遮ることができプライベート感も十分です。それでいて幅が広いので解放感もあります。


この張り方で、かなり快適に過ごすことができました。ただしソロではちょっと広すぎるかな(^^♪
ソロとしては、3m x 3.85mのもので十分だと思われます。

(参考)使用したタープはこちら
Soomloom TCタープ